「多機能いす」を使ったワンストップサービスで高齢のお客さまにもおもてなしを
超高齢化社会への対応。
サロンにおける「福祉美容」を考える
「多機能いす」を使ったワンストップサービスで高齢のお客さまにもおもてなしを
65歳以上の高齢者が総人口の30%目前「世界一の超高齢化社会」である日本。特に地方都市となると、美容室の顧客層の年齢アップが顕著になってきています。お客さまと生涯のお付き合いをし、「いつまでもキレイ!」を提供することは、これからの美容室に必須の役割です。
そんななか注目されているのが「福祉美容」への備え。街の美容室が今から始められる時代への取り組みについてご紹介します。
高齢になっても、変わらず“美容”を楽しんでもらいたい。
サロンの福祉対応は、お客さまとの信頼を見える化し、地域における差別化につながる。
高齢化が進むにつれて、美容室の位置づけは変わりつつあり、「美容室の雰囲気や会話が楽しみ♪」「通うことで元気になれる!」といったお客さまが今後ますます増えていくことが予測されます。
サロンの福祉化に向き合い、今のお客さまと生涯お付き合いできる環境を準備することは、地域社会における信頼関係と、他店とは異なるポジションを確立することにもつながります。
サロンのすべてを変えずとも、汎用性の高い「多機能いす」を導入することによって、高齢のお客さまに対する“ワンストップ”での美容サービスも可能に。
足腰の弱いご高齢の方や障がいのある方への対応において重要なことは、来店からお帰りまで“ワンストップ”でサービスが受けられること。つまり、サロン内の移動がスムーズで、歩行の不安や負担を軽減してあげることです。
サロンのすべてを福祉対応に変えずとも、既存のシャンプー椅子やセット椅子の一部を、「多機能いす」に変えることで、ワンストップでの福祉対応を検討することも可能です。
ノーリフティングでお客様とスタッフの負担を軽減します!
ワンストップサービスの流れ
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カウンセリング
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シャンプー
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カット・カラー・パーマ
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お会計
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お見送り
お客さまの負担軽減と同様に重要なことは、スタッフの負担も軽減すること。
「抱え上げない介助」で、女性スタッフもサービスご提供可能。
サロンに福祉美容環境を構築するうえで、もうひとつ重要なことは、スタッフも「安全・安心・快適」に働けること。お互いができる限りストレスのない状態でサービスの提供ができる環境を目指すことが重要です。例えば、多機能いすにおいても「抱え上げない介助」が基本。腰痛などのリスクを軽減し、女性スタッフでも負担なく働ける環境づくりを目指していきしょう。
“ズレ下がり難い”リクライニングで、高齢者・障がいのあるお客さまにより快適なサービスを!
電動ティルト&サロン内もラクラク操作!
フォーケア多機能いす
理美容仕様:白色
通常価格:645,000円(非課税/送料別)
シャンプー等でズレ下がり難い電動ティルト&リクライニング!
昇降機能等により移乗し易く、6輪設計は小回りできて移動が容易!
「人材確保等支援助成金」や「小規模事業者持続化助成金」などの援助も検討可能。
福祉美容に取り組むことで、“地域に必要とされるサロン”になる
福祉美容に取り組むことは、まさに、地域に必要とされるサロンになること。
そのため、国や自治体などから助成金や補助金等の援助を受けられる場合もあります。さらに、福祉美容の発展系として「訪問美容」という事業展開も、時代に求められる取り組みの一つ。サロン側にとっては、“新しい働き方”のひとつとして注目されているジャンルでもあります。
未来に備え「福祉美容」という考えを加えるのも、サロン経営の新しい価値観となりつつあります。
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